グループで話し合った結果、大枠を下記のように決めた。
🌲 資源入手方法の調整
【目的】
・出目の偏りによる不公平感の軽減
・資源の偏在リスクを低減し、初心者や運の悪いプレイヤーも継続して楽しめるようにする
【手段】
・自ターン時に1D(6面)の出目に応じて、自分が隣接している資源地から合計枚数を自由配分で獲得
例:出目3 → 隣接地が「森+牧場」なら、木2+羊1 など自由に3枚配分可能
・以下の特殊出目においてボーナスを追加:
- ゾロ目(1Dなら6):好きな資源1枚追加
- 最大値(6)または最小値(1):資源2枚追加(配分自由)
【備考】
・どの地形に隣接していても最低限の収入が得られることで、序盤に偏らずゲーム展開がスムーズに
・必要に応じて「資源獲得上限」などでバランスを取る(例:1回最大5枚まで)
🦹♂️ 盗賊フェーズの調整
【目的】
・運要素を活かしつつ、プレイヤー間インタラクションを活性化
・資源供給に緊張感をもたらし、均衡を崩す可能性を導入する
【手段】
・一周に1回、盗賊フェーズを強制実行
・1D(または方位専用ダイス)で盗賊が六角方位に1マス移動
・盗賊がいるタイルは資源配布対象外(ブロック)
【備考】
・以下はオプションとして導入可能(プレイバランスを見て追加)
- 盗賊移動時、資源の少ないプレイヤーが最多プレイヤーから1枚奪取可
- 盗賊が隣接するプレイヤーの資源上限を一時的に5枚までに制限(テンポアップ)
⏱ 時短・テンポ改善
【目的】
・プレイ時間をコンパクトに、かつプレイヤーが常に動ける状態を保つ
・「待ち時間が長い」「することがない」を解消
【手段】
・発展カードは「資源と交換」ではなく、建設トークン設置時に自動入手方式に変更
例:
- 開拓地設置 → 発展カード1枚獲得
- 都市設置 → 2枚獲得
・勝利条件を調整(例:勝利点10→7点など)またはターン数制限の導入(例:15ターン)
【備考】
・「発展カードの入手テンポ」を上げることで、長考や偏りを抑制
・発展カードの強さそのものは調整しなくてもOK(皆が平等に得られれば格差にならない)
🎲 サイコロ関連の調整
【目的】
・出目の運要素を「楽しさ」に昇華する(ただの偏りで終わらせない)
・無力感を減らし、全プレイヤーに定期的な「ご褒美」を設ける
【手段】
・以下の出目で好きな資源をボーナスで1枚追加取得
- ゾロ目(2D:2, 12)
- 最大/最小出目(2, 12)
【備考】
・1D制でプレイする場合は、ゾロ目=6、最大/最小=1 or 6 とする形で調整可能
・テスト中に資源の偏りが出るようなら、「ボーナスは銀行からではなく他プレイヤーから選ぶ」などのルールで調整も可能
🃏 発展カードの見直し
【目的】
・強カードによる「差がつきすぎる問題」を是正
・運要素ではなく、行動による報酬として位置づけ直す
【手段】
・発展カードは、建設行動時に自動で獲得
例:
- 開拓地設置時 → 発展カード1枚
- 都市設置時 → 発展カード2枚
- 街道 → なし
【備考】
・発展カードは強力で構わないが、「取れるのは早い者勝ち」にならないよう配布条件を明確化
・カード効果の見直し(強すぎる・偏りすぎるもの)は別途プレイテストで調整可能
🔁 取引・交渉ルール
【目的】
・交渉の自由度を維持しつつ、交渉長引きによるテンポ悪化を防止
【手段】
・1ターンにつき、1人のプレイヤーとしか交渉(トレード)できない
・交渉回数の制限や、交渉時間制限(30秒など)をオプションで設けることも可能
【備考】
・交渉対象を1人に絞ることで、3人以上巻き込んだ無限ループ交渉を防止
・「交渉そのものが楽しい」という層にも対応可能なバランス
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